8月9日(ブルームバーグ):今年4−6月(第2四半期)決算を発表したスウェーデンの大手企業で、利益がアナリスト予想を上回った割合は80%に達した。同国が欧州連合(EU)加盟国の中で最大の景気回復に向かっている可能性が示唆された。
ブルームバーグのデータによると、OMXストックホルム30指数構成銘柄25社のうち20社で、第2四半期利益がアナリスト予想平均を上回った。ドイツのDAX指数では、この割合は65%にとどまっている。
ボルボやアルファ・ラバル、SKF、スベンスカ・セルローサなど、スウェーデンの国内総生産(GDP)の半分を生み出す輸出企業が、アジアや中南米の需要をばねに欧州での低迷を乗り切る形で、景気回復をけん引している。7月には国内購買担当者に関する指数が過去最高水準に接近。第2四半期に3.7%となった経済成長率が7−9月(第3四半期)に加速する可能性を示すものだ。
ノルデア・バンクのエコノミスト、トールビョルン・イサクソン氏は「輸出業者は最近の落ち込みから一段と急速に持ち直している」とし、「輸出セクターは金融危機の際に最も強い打撃を受けたが、GDPや設備稼働率は今では急拡大しており、スウェーデン経済は力強い回復が続いている」と述べた。



