北京五輪の最終代表選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンが9日、名古屋市の瑞穂公園陸上競技場を発着する42・195キロで行われ、21歳の中村友梨香(天満屋)が、初マラソンながら2時間25分51秒で優勝し、代表の有力候補に名乗りを挙げた。シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(ファイテン)は9キロ手前から遅れ、早々と優勝争いから脱落した。
レースはスローペースで進み、30キロ付近まで混戦模様となる展開。その中で、32キロ過ぎにスパートをかけて抜け出した中村は、そのまま一気に後続を突き放した。
北京五輪の女子マラソン代表は、昨夏の世界選手権大阪大会銅メダルの土佐礼子(三井住友海上)が内定し、東京国際で優勝したアテネ五輪金メダリストの野口みずき(シスメックス)は確実視されている。残り1枠は、今大会優勝の中村と、大阪国際で2位(2時間25分34秒)になった森本友(天満屋)との比較になりそうだ。
男女の代表各3人は、10日に行われる日本陸連理事会・評議員会で決定し、同日発表される。(記録は速報値)
(2008年3月9日14時46分 読売新聞)



