【デトロイト27日=Bill Chastain / MLB.com】デトロイト・タイガースに敗れてから数時間後、日付が27日に代わったころにタンパベイ・レイズの選手たちがコメリカ・パークのクラブハウスに戻ってきた。お互いに笑顔を浮かべながら。
そして迎えた午前0時52分。ボストン・レッドソックスがニューヨーク・ヤンキースに敗れた瞬間、レイズの初優勝がついに決まった。ジョー・マドン監督は「地区優勝には大きな意味がある。球団にとって、かなり影響があるし、プレーオフに出ることと地区王者になるのは全く違うことだ」と喜びを語る。
故障で2カ月近く戦列を離れていたカール・クロフォード外野手は、「(強豪ひしめく)ア・リーグ東地区の王者になったんだ。これがどれだけすごいことだとみんなが理解してくれているのか分からないね。おれたちにとっては大きいことだし、歴史に刻まれる出来事だ。本当にすごいよ」と大喜び。先発右腕のジェームズ・シールズ投手も「すごい、すごいよ。多くの人が今季のおれたちを疑いのまなざしで見ていたけれど、おれたちはやり遂げたんだ」とはしゃいでいた。
シャンパンファイトの続くクラブハウスでは、主砲のカルロス・ペーニャ一塁手がいつもの試合前のように踊りだしていた。「ここにいる一人一人が、みんなのために戦ってきた。信じられないことだ。全員がこの喜びを必要としていた。本当に信じられないよ」



