経営難に陥った米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の資産売却交渉が世界各地で動き出した。日本で生保事業を展開する米アリコについては中国の政府系ファンド、中国投資有限責任公司(CIC)に最大49%の株式を売却する方向で交渉に入った。日本の生保子会社やアジア各地の子会社でも売却準備が具体化している。AIGを軸に世界の業界地図が塗り替わる可能性が出てきた。
アリコは日本をはじめ欧米、中東など世界55カ国以上で生保事業を展開している。CICは中国の保険会社と投資連合を組んで出資する方向。交渉がまとまれば世界各地に足がかりを築くことができ、生保の世界での存在感が、一気に高まる可能性もある。(09:08)



