イスラマバード(CNN) パキスタン警察は11日までに、同国北西辺境州にあるハングー町でイスラム教シーア、スンニ両派が衝突し、17人が死亡、30人が負傷したと述べた。銃撃戦などを交えた衝突は2日間にわたったとの情報がある。
この事態を受け、外出禁止令が敷かれた。政府は両派に停戦を実現させる協議を求めたが、実現するのかは不明。
同町では過去数年間、両派間の抗争が激化し、双方の指導者を狙う暗殺事件などが起き、これまで数十人が死亡している。パキスタンはスンニ派が多数派の国家。
ハングー町はペシャワルから南西へ離れたところにある。北西辺境州では、スンニ派のアルカイダ系やアフガニスタンの政権を追われたイスラム強硬派タリバーンの活動が活発で、パキスタン政府も一応の掃討作戦を実施している。アルカイダが宗派対立を煽っているとの見方もある。



