2006年05月12日08時15分 スポーツ報知
「けがをした子供を心配する母親。そのスカートの中を、お巡りさんがパシャ、パシャ−。しかも手持ちのデジタルカメラを隠すこともなく、堂々とした撮影ぶり。不審に思った母親がカメラを取り上げ、自らのスカート内が撮影された画像を確認。県警に抗議した。
盗撮巡査部長が所属する田原本署と、同県警本部監察課によると、10日午後2時ごろ、田原本町の小学6年の男児が自転車で走行中、側溝に転落してけがをした。後方から車に当たられたようだという母親からの110番通報に、ひき逃げ事件の可能性もあるとして、40代の巡査部長と、20代の交通課員が男児の自宅へ向かった。
男児は唇を負傷。前歯も2本が折れていたもようで、同署が救急車を手配した。男児と母親を乗せた救急車がどの病院へ向かうか決定するまでの十数分間、巡査部長は救急車の中で母親の隣に座って事情聴取。そしてその時、信じられないような行動を取り始めた。
救急車内には救急隊員もおり、母親が「変なものを撮られた」と話していたという。救急車が病院へ出発した後、巡査部長と交通課員は自転車を持って同署へ引き揚げてきた。デジタルカメラは捜査用に交通課員に貸与しているが、盗撮に使われたデジカメが、署のものか、個人のものかは分かっていない。
田原本署は、巡査部長について「まじめに勤務していて、遅刻や早退もなく、問題を起こしたこともなかったので、驚いている。明らかな違法行為があれば、厳正に処分されるべき」と話している。また、監察課は「現在、調査中」との理由で、具体的な撮影枚数や、詳細な手口などについては発表していないが、現役巡査部長の愚行に「考えられない」と頭を抱えていた。」



