名古屋市瑞穂区の私立名古屋経済大高蔵高校の男性教諭(26)が、校内の女子トイレ個室にいた生徒を盗撮しようとしたとして懲戒解雇となっていたことが4日、わかった。処分は今年2月28日付で、同校は「保護者の意向で公表を控えていた」と説明している。
同校によると、教諭は2月上旬の昼休みに校内の女子トイレ個室に侵入。仕切り板の下からビデオカメラを向け、隣の個室にいた女子生徒を撮影しようとしたが、生徒が気付いて声を上げたため、他の生徒数人に取り押さえられたという。
教諭は2006年4月に採用され、同校や系列の中学校で国語を担当していた。同校の調べに対しては「魔が差した」と話し、行為を認めたという。
「魔が差した」校内女子トイレで盗撮未遂、名古屋の私立高教諭を解雇
荒れる日本の中高生、「他人に暴力」10年で倍以上
中学生や高校生が暴力を振るったり、公共物を壊したりする傾向が強まっていることが24日、文部科学省所管の財団法人「日本青少年研究所」の調査でわかった。同研究所は「我慢強さがなくなり、切れやすくなっているためではないか」と分析している。
調査は昨年9〜10月、中高生計約2000人を対象にアンケート方式で実施。「行ったことがある不適切な行為」について複数回答で調べた。
それによると、他人に暴力を振るったことがあると回答したのは中学生は31%、高校生では17%。1997年の前回調査はそれぞれ12%、7%でいずれも2倍以上に増えた。学校施設などの公共物を壊したことがあるとの回答は中高生とも15%前後で、ともに約5ポイント前回を上回った。
韓国と中国の中高生を対象にした同様の調査と比べると、暴力を振るったことがあるという回答は、韓国が14〜16%、中国が12〜13%にとどまっており、日本の中高生の荒れ方が目立っている。
(2009年2月24日22時31分 読売新聞)
漢字検定:京都で6億7千万円の豪邸購入 文科省調査
公益法人としては不適切な多額の利益をあげていたとして問題になっている財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)が03年7月、約6億7000万円もする市内の邸宅を購入していたことが文部科学省への取材で分かった。同省は協会から「漢字資料館として使うため」と説明を受けたが、使用状況が不明瞭(ふめいりょう)だとして公益性の有無を調査している。
文科省によると、邸宅は左京区の古刹(こさつ)・南禅寺近くの住宅街にあり、3969平方メートルの敷地に延べ床面積1348平方メートルの日本家屋が建っている。
今月、外部からの指摘を受けて文科省が問い合わせたところ、協会は「重要な来客があった場合に本部ビルから資料の一部を移して展示している」と回答。しかし、京都市建築審査課によると、建築物の用途は住宅のままで変更されていないという。
文科省は「協会の説明では、必要性や使用頻度が不明確。不適切に使用されたり、合理的な理由なく使用されていなければ公益性は認められず、改善を指導することになる」としている。また、協会が天竜寺(右京区)の塔頭(たっちゅう)に建てた石碑についても、公益法人の事業として認められるかどうか調べる方針。
協会は「将来的に漢字資料館を建築する目的で所有している。長期的な計画で歴史的に重要な展示品を収集し、日本文化の発展に寄与する」とのコメントを出した。【木下武、広瀬登】
永田寿康元議員が自殺 遺書も見つかる
偽メール問題で平成18年に議員辞職した永田寿康・元民主党衆院議員(39)が3日午後6時半ごろ、北九州市八幡西区の11階建てマンションの駐車場で倒れているのを住民が見つけた。病院搬送されたが、まもなく死亡が確認された。八幡西署は飛び降り自殺を図ったとみて詳しい経緯を調べている。
同署によると、マンションの10階と11階の間の踊り場に永田元議員が置いたとみられる遺書があったという。
永田元議員は東大卒で大蔵省に入省。平成12年の衆院選で千葉2区から出馬して初当選し、当選3回だった。18年2月の衆院予算委員会で、当時のライブドア社長が自民党幹事長の次男への送金を指示したとするメールを取り上げたが、メールは偽物と判明。民主党から半年間の党員資格停止処分を受け、同党の前原誠司代表(当時)らが引責辞任。自身も18年4月に議員辞職した。
昨年7月には、17年8月の国政報告会で創価学会が不正な選挙活動をしたとの偽った発言をしたとし、千葉簡裁から名誉棄損罪で罰金30万円の略式命令を受けていた。県警によると、永田元議員は昨年11月中旬にも、療養中の福岡県宗像市の保養施設を抜け出し、手首を切って自殺を図っていたという。
犬の毛か、小泉容疑者が保存=特異な執着語り続ける−元次官宅連続襲撃・警視庁
12月3日14時42分配信 時事通信
3人が死傷した元厚生次官宅連続襲撃事件で、無職小泉毅容疑者(46)が動物の毛とみられるものを保存していたことが3日、警視庁の調べで分かった。同容疑者は愛犬に特異な執着を示しており、同庁は犬の毛ではないかとみて調べている。
同庁と埼玉県警などは4日に2事件の殺人、殺人未遂容疑で、同容疑者を再逮捕する方針で最終調整に入った。
同容疑者は動機について「34年前、犬を保健所に処分された。犬は家族で、あだ討ちしようと思った。昔は厚生大臣を考えたが、高級官僚が悪と分かった」と供述している。小泉容疑者が出頭前に実家に送った手紙には、「1974年4月5日に飼い犬『チロ』が保健所に殺された。その敵をとった」と記していた。
父親の話では、同容疑者が小学生のころ、自宅に大きな野良犬が迷い込み、半年から1年ぐらい飼った。家族に懐いたが、保健所に処分されたという。
<元次官宅襲撃>「アキバ」ほうふつ きっかけ理解不能
11月30日2時31分配信 毎日新聞
元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、さいたま市北区の無職、小泉毅(たけし)容疑者(46)=銃刀法違反容疑で逮捕=が警視庁に出頭して29日で1週間がたった。警視庁と埼玉県警の共同捜査本部は、小泉容疑者が関与を認めている両事件の裏付けと最大の焦点である動機の解明を進めている。きっかけは「愛犬の死」と供述しているが、人生の軌跡をたどると、東京・秋葉原で6月に起きた17人殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(26)の姿と二重映しになる、と指摘する捜査員もいる。
出頭前日の21日夜、小泉容疑者は自宅アパート近くの飲食チェーン店で、ギョーザとチャーハンを注文した。数百万円の借金を抱え、安売りのカップめんを買い込んでいた身には、最後のぜいたくだったのかもしれない。
「埼玉で目つきが変わったようだ」。98年に今のアパートに転居してきた小泉容疑者のことを捜査員はこう表現した。
約2年前、都内のコンピューター関連会社を解雇された際、「なんでおれをクビにするんだ」と憤った。8年前に始めたインターネット株取引は100回以上に及んだが、まとまった収入にはならず、生活は昼夜逆転した。部屋にこもり、長さ約1.5メートル、重さ約20キロのバールをバーベルがわりに、体を鍛えた。
「携帯電話や交友関係を調べても仲間はいない」(捜査幹部)。そんな孤独の中で、ナイフを買い集め、襲撃計画を練った。約1カ月前、事件に使ったとされる柳刃包丁を買い、12日にたんすなど家財道具をリサイクル店に引き取らせた。
そして17日夕、さいたま市南区の山口剛彦さん(66)宅、18日夕には東京都中野区の吉原健二さん(76)宅を襲ったとされる。
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28日夜、山口県柳井市の小泉容疑者の実家。両親は、記者にアルバムを開いて見せた。いとこらと一緒に「シェー」のポーズをとる小学生の小泉容疑者。中学時代まではいつも笑顔で、誰からも好かれた。
そんな息子が変わったと両親が感じたのは、佐賀大学で留年したころ。当時住んでいたアパートの大家から「息子さんが工事現場の人に『音がうるさい』としつこく文句を言う。なだめてほしい」と電話があった。以後、両親は居住地ごとに、大家を通じて息子の違う面を思い知らされる。
社会人になり、30歳を過ぎて家業を継ぐために会社に勤めた広島市や山口県小郡町(現山口市)でも続いた。その度に出向いて頭を下げた。だが、息子が同席したことは一度もない。父親(77)は「いつも親から逃げている」と感じていた。
ただ、大学中退後最初の就職先である東京のコンピューター関連会社にいた時期は違った。母親(70)の電話に「昨夜は2時まで残業した」と明るく話し、その間、2度の正月は帰省して両親に20万円を贈った。「普通に戻ったんだ」。2人は胸をなで下ろした。
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取り調べに対して小泉容疑者は動機を、小学時代の74年4月、保健所に引き取りに行った飼い犬「チロ」が処分されたことで大きなショックを受けたと供述。警視庁は愛犬の殺処分が動機の根底にあるとの見方を強める。だが、そのことがなぜ今、両襲撃事件を起こす理由になるのか。注目されるのが、大学中退と会社を辞めさせられた体験だ。
ある捜査幹部は、加藤被告を引き合いに「2人とも、いびつな自己顕示欲が事件に走らせた」とみる。一方、別の捜査幹部は事件の不気味さをこう語った。「秋葉原事件と一緒で社会通念上は理解できない。本人にとっては『きっかけ』でも、そこらにある石ころにつまずいたというようなレベルで意味がない。そんな人間が、同じような事件を起こすのが問題だ」
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小泉容疑者が出頭直前の22日夕、実家に「送った」と電話した手紙は翌日夜届いた。両親は手紙を警察に任意提出する前に読んだ。なぜ事件を起こしたのか。理由が書かれているかもしれないとの期待は、完全に裏切られた。
「両親へ」で始まる便せん5枚に手書きで書かれていたのは、「チロの仇(かたき)」のくだり以外には、自宅アパートについて「棚は入居時から壊れていた。修繕費を払う必要はない」との記述程度。あとは記憶に残らないほど、とりとめのない内容だった。
両親の脳裏には、14年前、祖母の葬儀に帰郷した息子の記憶が残る。祖母の死を悲しみ、幼いおいに食事などを与える優しい姿。
「なんであんなに変わったのか。身内や友達、それと他人とで態度が違う。二重人格なんでしょうか。全く理解できない」
母親の嘆きが、捜査幹部の言葉と重なった。
10年前から計画具体化=首都圏転居、あだ討ち目的か−元次官宅襲撃で小泉容疑者
11月30日2時35分配信 時事通信
3人が死傷した元厚生次官宅連続襲撃事件で、無職小泉毅容疑者(46)が警視庁の調べに「10年前から、あだ討ち計画を具体的に進めようと考えていた」と供述していることが29日、分かった。
このころ、さいたま市のアパートに入居しており、同庁は襲撃実現のため、対象者を狙いやすい首都圏に転居した疑いもあるとみて調べている。
同容疑者は動機について「34年前、家族(犬)を殺された。あだ討ちを漠然と考えた。保健所の職員は関係なく、昔は厚生大臣を狙おうと考えたが、大学で高級官僚が悪だと分かった」と語った。
その上で「10年前、いよいよ計画を具体的に進め、あだ討ちをしようと考えた。体力のあるうちにやり、未練を残したくないと考えた」と説明した。
同容疑者は「あだ討ちのためだけに生きる」として、余分なことはしたくないとの趣旨の話もしており、警視庁は計画実現のため、結婚もせず、友人もつくらずに、ひたすらあだ討ちを考え続け、体を鍛えるなどしていたとみている。
元次官宅襲撃 「元次官と家族10人前後殺害計画」と供述
11月24日23時29分配信 毎日新聞
元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕されたさいたま市北区の無職、小泉毅(たけし)容疑者(46)が「元次官とその家族10人前後を殺害する計画だった」と供述していることを、警視庁と埼玉県警の共同捜査本部関係者が明らかにした。警備が厳しくなり断念したという。捜査本部は、襲撃の対象を元厚生官僚のトップばかりに絞った動機についてさらに詳しく調べる。
捜査本部は24日午後、小泉容疑者を銃刀法違反容疑で東京地検に送検した。さいたま市南区の山口剛彦さん(66)夫妻殺害事件と東京都中野区の吉原健二さん(76)の妻靖子さん(72)殺人未遂事件の現場の足跡と小泉容疑者の所持していた運動靴がほぼ一致し、供述内容が具体的なことから、捜査本部は殺人容疑などで再逮捕する方針を固めている。
捜査本部関係者によると、小泉容疑者は「当初別の元次官を狙ったが、先に襲撃した2人にした」「元次官と家族10人前後を殺害する計画だった」と供述しており、出頭した際の軽乗用車の中にあった段ボール箱に、山口さん、吉原さん以外の元次官の名前を書き込んだ宅配便用の伝票が張ってあった。小泉容疑者の自宅からも、他の元次官ら複数の襲撃対象者名を書いたデータ類や空の段ボール、無記入の宅配伝票が複数ずつあったという。
元次官ばかりを狙った点には、「最初は政治家などが国を動かしていると思ったが、大学に入って学んでみたら官僚が国を動かしていることが分かり、高級官僚が悪だと分かった」などと話したという。出頭した理由は「襲撃後警備が厳しくなり、(次の事件も起こせず)逃げ切れないと思った」などと供述しているという。
小泉容疑者が22日夜警視庁本部に乗り付けた軽乗用車内には、事件に使われたとみられる血痕が付着したナイフ(刃渡り約20センチ)のほか、サバイバルナイフ6本、ナイフ2本、折りたたみナイフ1本▽包装紙でくるんだ宅配便を装った段ボール箱2箱▽血痕の付いた手袋▽つば付きの紺色の帽子▽青のジャンパー▽紺色の作業ズボンなどがあった。血液が付着した押収品については、血液鑑定をして被害者のものと一致するか調べている。【佐々木洋、神澤龍二、町田徳丈】
◇2元次官宅の住所「職員録で調べた」
捜査幹部によると、小泉容疑者は元次官2人の住所の確認について、「(旧厚生省の)職員録で調べた」と供述しているという。図書館などで閲覧したとみられる。
また、テレビ、新聞のホームページなどに22日午後7時すぎに書き込まれた「年金テロではない」などの記述について、「マスコミ数社に対して、これから出頭するとのメールを送信した」と供述しているという。
日本テレビに届いたメールによると、情報提供者の欄にさいたま市の元次官、山口剛彦さんの氏名、住所を書き込んでいたが、住所を「浦和市」としていたことから、小泉容疑者はさいたま市への合併(01年)前の古い職員録で調べた可能性がある。【古関俊樹】




