徒然流Blog

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元次官宅襲撃 「元次官と家族10人前後殺害計画」と供述

11月24日23時29分配信 毎日新聞

元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕されたさいたま市北区の無職、小泉毅(たけし)容疑者(46)が「元次官とその家族10人前後を殺害する計画だった」と供述していることを、警視庁と埼玉県警の共同捜査本部関係者が明らかにした。警備が厳しくなり断念したという。捜査本部は、襲撃の対象を元厚生官僚のトップばかりに絞った動機についてさらに詳しく調べる。

 捜査本部は24日午後、小泉容疑者を銃刀法違反容疑で東京地検に送検した。さいたま市南区の山口剛彦さん(66)夫妻殺害事件と東京都中野区の吉原健二さん(76)の妻靖子さん(72)殺人未遂事件の現場の足跡と小泉容疑者の所持していた運動靴がほぼ一致し、供述内容が具体的なことから、捜査本部は殺人容疑などで再逮捕する方針を固めている。

 捜査本部関係者によると、小泉容疑者は「当初別の元次官を狙ったが、先に襲撃した2人にした」「元次官と家族10人前後を殺害する計画だった」と供述しており、出頭した際の軽乗用車の中にあった段ボール箱に、山口さん、吉原さん以外の元次官の名前を書き込んだ宅配便用の伝票が張ってあった。小泉容疑者の自宅からも、他の元次官ら複数の襲撃対象者名を書いたデータ類や空の段ボール、無記入の宅配伝票が複数ずつあったという。

 元次官ばかりを狙った点には、「最初は政治家などが国を動かしていると思ったが、大学に入って学んでみたら官僚が国を動かしていることが分かり、高級官僚が悪だと分かった」などと話したという。出頭した理由は「襲撃後警備が厳しくなり、(次の事件も起こせず)逃げ切れないと思った」などと供述しているという。

 小泉容疑者が22日夜警視庁本部に乗り付けた軽乗用車内には、事件に使われたとみられる血痕が付着したナイフ(刃渡り約20センチ)のほか、サバイバルナイフ6本、ナイフ2本、折りたたみナイフ1本▽包装紙でくるんだ宅配便を装った段ボール箱2箱▽血痕の付いた手袋▽つば付きの紺色の帽子▽青のジャンパー▽紺色の作業ズボンなどがあった。血液が付着した押収品については、血液鑑定をして被害者のものと一致するか調べている。【佐々木洋、神澤龍二、町田徳丈】

 ◇2元次官宅の住所「職員録で調べた」

 捜査幹部によると、小泉容疑者は元次官2人の住所の確認について、「(旧厚生省の)職員録で調べた」と供述しているという。図書館などで閲覧したとみられる。

 また、テレビ、新聞のホームページなどに22日午後7時すぎに書き込まれた「年金テロではない」などの記述について、「マスコミ数社に対して、これから出頭するとのメールを送信した」と供述しているという。

 日本テレビに届いたメールによると、情報提供者の欄にさいたま市の元次官、山口剛彦さんの氏名、住所を書き込んでいたが、住所を「浦和市」としていたことから、小泉容疑者はさいたま市への合併(01年)前の古い職員録で調べた可能性がある。【古関俊樹】

「ペット殺され腹立った」小泉容疑者、中野事件の足跡と所持のスニーカー一致

元厚生次官ら連続殺傷事件で、小泉毅(たけし)容疑者(46)=銃刀法違反容疑で逮捕=が警視庁の調べに対し、「飼っていたペットを保健所に殺されて腹が立った」などと連続殺傷事件の動機について供述していることが23日、分かった。警視庁では同日午後から小泉容疑者の取り調べを再開し、詳しい動機も含め連続殺傷事件の全容解明を進める。


 また、小泉容疑者は東京都中野区の吉原健二さん(76)の妻、靖子さん(72)を刺したことをほのめかす供述もしており、出頭時に所持していたスニーカーの靴底が、吉原さん宅周辺に残されていた足跡とほぼ一致したことも判明した。

 警視庁は23日、靖子さんに対する殺人未遂と銃刀法違反容疑で、さいたま市北区の小泉容疑者の自宅と出頭する際に乗り付けた車を家宅捜索。警視庁本部に移された車からは、段ボール2箱と複数のスニーカー、リュックサックが押収された。

 また、警視庁では、出頭時に所持していたナイフに付着していた血液について、殺傷された3人の被害者の血液との照合作業を急ぐ。

軽自動車の男「次官刺した」と警視庁に 連続殺傷との関連捜査

元厚生次官ら連続殺傷事件で、22日午後9時35分ごろ、男が東京都千代田区霞が関の警視庁本部に「自分が次官を刺した」と出頭した。庁舎の警備に当たっていた機動隊員が身柄を確保。麹町署で銃刀法違反容疑で事情を聴くとともに、事件との関連を慎重に調べている。

【写真で見る】「元厚生次官宅連続襲撃」

 警視庁の調べでは、出頭してきた男は、さいたま市北区に住む小泉毅(46)と名乗っているという。男は川越ナンバーのピンクのレンタカーで本部に乗りつけた。助手席にあった黒のバッグから血の付いたナイフが見つかったほか、後部座席には段ボール箱が2個置かれていた。

 ほかにサバイバルナイフ数本とスニーカーも所持していた。

 身長は165センチ。さいたま市にある住民票を所持しているという。

 元厚生次官ら連続殺傷事件は、18日午前10時15分ごろ、さいたま市南区の山口剛彦さん(66)夫妻が自宅玄関で血まみれで倒れて死亡しているのが見つかり、発覚した。

 山口さんは心臓や右脇腹など6カ所、妻の美知子さん(61)は胸など2カ所を刺されて死亡していた。山口さん夫妻の携帯電話の発着信履歴が17日午後5時51分で、自宅ダイニングテーブルに夕食が並べられ、山口さんの胃の残留物がほとんどないことから、同日夕ごろに襲われたとみられる。

 山口さん夫妻発見から約8時間後の午後6時半ごろには東京都中野区の吉原健二さん(76)宅で、妻の靖子さん(72)が宅配業者を装った男に刃物で刺され、自宅前で倒れているところを通行中の専門学校生(27)に発見された。

 靖子さんは胸や背中の右部分など数カ所を刺されて重傷。犯人の男の特徴について「30〜40歳ぐらいで、身長約165センチ。野球帽か作業帽姿で作業着の上下姿。体が隠れる大きさの段ボール箱を持っていた」と証言している。男はインターホン越しに「宅配便です」と呼び掛け、靖子さんがドアを開けた直後、無言で刺したという。

 吉原さんはクラス会に出席しいて不在だった。

 山口さんは平成11年、吉原さんは平成2年に厚生次官を退官。昭和60年前後には上司と部下の関係で基礎年金制度の創設に尽力している。

 警視庁と埼玉県警は元厚生次官2人の家族を狙った連続テロとみて捜査。山口さん宅と吉原さん宅から血痕や土足で上がり込んだ跡が多数見つかり、靴底の模様などから犯人がスニーカーを履いていたことがわかっている。凶器はいずれの現場も見つかっていない。

 2つの現場では犯行時間前後に黒っぽい車の目撃情報などが寄せられており、警視庁と埼玉県警も男が車で逃走していたとみて、特定を急いでいた。

元厚生次官ら連続殺傷事件 さいたまの現場の靴は「日本製スニーカー」

 

11月21日11時30分配信 産経新聞


 元厚生次官ら連続殺傷事件で、さいたま市の山口剛彦さん(66)宅などに残されていた足跡から、犯人が履いていた靴が日本製で、サイズが26センチ前後だったことが21日、埼玉県警浦和署捜査本部の調べで分かった。東京都中野区の吉原健二さん(76)宅に残されていた足跡とは違う靴底と判明しており、2つの靴の流通ルートから犯人の生活圏が絞り込める可能性もあるとして、埼玉県警は解明を急いでいる。

 
 調べでは、さいたま市の現場に残されていた足跡から特定された靴底と一致するスニーカーは、同じメーカーの数種類だという。いずれも靴ひもタイプで、東南アジアの工場で靴底が製造され日本に輸入、国内で加工された。その後、全国の量販店などに広く卸されている。

 一方、山口さんの室内の土足痕と山口さん宅からJR武蔵浦和駅方向へ続いていた血のついた足跡は同一と判明した。

 浦和署捜査本部では、靴底を模造した可能性もあるとみて、分析を進めて特定を急ぐ方針。

テロ犯人は頭脳明晰“殺人狂”…30代「孤独男」の姿

 厚生次官連続テロで、2つの事件とも家族全員の殺害を目的に、犯人が屋内に侵入していた疑いが強いことが20日、捜査当局の調べで分かった。また、さいたま市の殺害現場では事件前、30代の不審な男が目撃されていた。残忍な手口と執拗な殺意−。その犯人像について、犯罪心理の専門家は一様に、政治的思想を持たない独善的、かつ頭脳明晰な孤独な男の姿を指摘。難癖をつけて他人をなぶり殺すことを楽しむ「殺人狂」が浮かび上がってきた。

 今回の事件では、さいたま市の山口剛彦さん(66)宅で山口さん夫妻が殺害され、東京都中野区の吉原健二さん(76)宅では妻(72)が刺されて重傷を負った。

 被害現場となった2軒ともに、屋内の広範囲で血痕が付いた足跡が見つかっており、捜査当局では、物色の痕跡がないことから、家族全員の殺害を目的に人間が残っていないか確認していたとの見方を強めている。

 逃亡の際もそれぞれ現場から50メートルと100メートルにわたり、血の付いた足跡が複数発見。山口さん宅の足跡は1種類で、歩幅は1メートル以下だった。

 一方、山口さん宅の近所で、事件前の14、16の両日の夜、30代の男が目撃されていた。また、事件当日の午後5時51分、夫妻の携帯電話に互いの発着信記録が残っていたことも判明。山口さんの胃には食べ物がほぼ何もなく、夫妻のいずれかがスーパーから帰宅後、夕食の準備をしていた午後6時半ごろ、被害に遭ったとみられる。同じころ、近所住民が「わー」という男性の悲鳴を聞いていた。

 吉原さんの妻は病院に搬送される際、捜査員らに「30歳ぐらいで身長約160センチの中肉。野球帽をかぶっていた」と犯人の特徴を伝えており、さいたま市で目撃された男と極めて酷似している。

 山口さん夫妻の遺体の傷はいずれも心臓に達するほど深く、山口さんは正面に加え、背中も切りつけられていたことも分かった。吉原さんの妻の左胸の傷も肺まで達しており、犯人が強い殺意を持って執拗に襲ったとみられる。

 犯罪心理学に詳しい森武夫専修大名誉教授は「組織とは無関係の独りよがりな独身男」と分析する。「新たに分かった情報を総合しても、到底仲間がいたとは考えられない。30代の男がすでに引退した官僚を襲っていることから、動機としては親族の年金問題、あるいは出入り業者として厚生省に出入りした際の冷たい対応などが考えられるが、いずれにしても被害者と直接の利害関係はない。ゆがんだ義侠心にかられた犯行だ」

 ジャーナリストの大谷昭宏氏も「右翼など組織的犯行の可能性はほとんどなく単独犯。犯人は帰宅時間などを入念に下調べしたうえで犯行に及んでいおり、短絡的でゆがんだヒロイズムを抱いた執念深い男」と指摘。リスク覚悟で2度目の犯行に及んだことから、知能指数は高いものの、思いこみが激しい自己中心的な性格とみる。

 「定職を持ち普通に暮らしているが、社会への鬱憤を抱え続けているはず。厚労省の関係者とは考えにくく、恐らく被害者2人の名前は年金問題発覚後、多数出た文献などから知ったのだろう。世間に決定的インパクトを与えようと狙っている可能性が高い」(大谷氏)

 心理学者の日向野春総氏も「専門用語でいう『個人被害的中心性』に侵された孤独な独身男の犯行」と指摘。犯人の気質として「インターネットなどで相次ぐ厚労省批判に触発され、自分が経済的に大変な状況に追い込まれているのは厚労省、ひいては年金制度のせいと勝手に思いこんだ可能性がある。犯行自体は世直しといった発想ではなく、単に自分が困っている不満の刃を、強引なこじつけで被害者たちに向けただけで、すべての発想は自分中心」と説明する。

 続けて、「確実に住所を突き止めて、家族全員を殺害したかったという粘着性も極めて強い。間違いなく第3、第4の犯行を計画しているだろう」と警鐘を鳴らした。

元厚生次官宅を連続襲撃 計3人死傷、連続テロか

 18日午後6時半ごろ、東京都中野区上鷺宮2丁目、元厚生事務次官で社会保険庁長官も歴任した吉原健二さん(76)宅に宅配便配達を装った男が侵入、妻靖子さん(72)を刺して逃走した。靖子さんは胸など数カ所を刺され重傷。同日午前、さいたま市内で元厚生事務次官山口剛彦さん(66)と妻の美知子さん(61)が他殺体で見つかった事件と合わせ、警察庁は連続テロとの見方を強め、警視庁と埼玉県警に徹底した捜査を指示した。

 警察庁幹部は、2人の経歴が似ている▽凶器が刃物▽襲撃場所が自宅玄関など、共通点が複数あるとして「連続テロの可能性がある」と語った。2人は、基礎年金制度や、サラリーマンの妻も年金の被保険者となる仕組みを導入した年金改革に取り組んだという共通点もある。19日に埼玉県警と警視庁の幹部を集め情報交換し、捜査方針を話し合う。また厚労省からの要請を受け、歴代事務次官経験者などの身辺警戒を強化するよう全国の警察本部に通達を出した。

 野方署によると、吉原さん方を訪れた男が「宅配便です」と声をかけたため、靖子さんが玄関のドアを開けたところ、男がいきなり刃物のようなもので切りかかった。吉原さん方は夫婦と長男の3人暮らしで、当時は靖子さんが1人で家にいたという。

 靖子さんは刺された後、「主人が狙われているかもしれない」と話し、自宅にいなかった吉原さんの安全を気にしていた。また男について「バイクで来て、バイクで去った」と話したという。

 男は30歳ぐらいとみられ、身長160センチくらいで中肉。野球帽をかぶっていたという。

 一方、浦和署捜査本部によると、山口さん夫妻はさいたま市南区別所2丁目の自宅玄関の土間で仰向けに並ぶように倒れていた。ともに胸に、服の上から刃物のようなもので刺された傷が数カ所あった。山口さんは腕などに犯人と争った際にできたとみられる傷があったという。他に室内には目立った血痕はなく、玄関付近に犯人のものとみられる足跡があったことから、玄関で殺害されたとみて調べている。17日昼から夜に犯行があった可能性が強い。

元厚生次官、ともに年金改革を担当 同時期に局長−課長

朝日
 亡くなった山口剛彦さんと妻が襲われた吉原健二さんに共通するのは、ともに厚生省(現厚生労働省)が手がける社会保障政策の屋台骨である「年金」のスペシャリストという点だ。ともに年金局長、事務次官を歴任している。

 入省年次は吉原さんが10年先だが、84年6月から85年8月までの1年2カ月間、「吉原年金局長―山口年金課長」のコンビを組んだ。85年には、基礎年金制度や、会社員の妻も年金の被保険者となる仕組みを導入する法改正など年金改革に取り組んだ。

 基礎年金制度は、現在の年金制度の骨格で、それまで別々の制度だった厚生年金と国民年金が一部統合され、年金財政の基盤は従来より安定した。また、従来は会社員の妻の専業主婦は離婚した場合に無年金となってしまうリスクがあったが、同時に発足した第3号被保険者制度で会社員の妻は保険料の負担なしに基礎年金を受け取れるようになり、「国民皆年金」に近づいた。障害者への年金給付も拡充された。

<連続ひき逃げ>1人死亡1人重傷…車2台は逃走 大阪

 11月17日12時14分配信 毎日新聞

 大阪市天王寺区と東住吉区で17日未明、ひき逃げ事件が相次ぎ、男性1人が死亡、1人が重傷を負った。どちらも車は逃走しており、大阪府警が行方を追っている。

 17日午前0時25分ごろ、東住吉区矢田1の府道交差点を直進した黒い乗用車が、自転車で横断中の男性をはねて逃走。男性は全身を強く打つなどして間もなく死亡した。

 東住吉署の調べでは、乗用車は片側2車線の道路を北進していた。男性は40〜50歳ぐらいで、横断歩道を渡っていたとみられる。同署が身元確認を急いでいる。

 また、午前0時20分ごろ、天王寺区大道4の国道25号交差点で、天王寺署のパトカーに追跡されていた白い軽ワゴン車が、同市阿倍野区の男性(24)運転のオートバイをはねて南に走り去った。男性は左足骨折の重傷を負った。

 調べでは、軽ワゴン車は同0時15分ごろ、発生現場から約3キロ離れた天王寺区玉造元町の国道308号交差点で赤信号を無視した。警ら中のパトカーがサイレンを鳴らして追跡したが、停車しなかったという。【平川哲也】

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